つりがね草
- SS置き場です。 9割方BabyPrincessの二次創作になります。
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2009/03/31
麗本当に良かった・・・
日記から楽しかったことがぎゅんぎゅん伝わる良い日記です。
さてSS。
まず謝ることがいくつか。
ひとつ、ホタSSじゃないこと。
ひとつ、前編じゃなくて予告編みたいになったこと。
ほんとすいません。
全力は出しました、後編・・・というより期間が開くので直しをいれるので
本編はネット回復しだいアップします。
以下予告SS
日記から楽しかったことがぎゅんぎゅん伝わる良い日記です。
さてSS。
まず謝ることがいくつか。
ひとつ、ホタSSじゃないこと。
ひとつ、前編じゃなくて予告編みたいになったこと。
ほんとすいません。
全力は出しました、後編・・・というより期間が開くので直しをいれるので
本編はネット回復しだいアップします。
以下予告SS
「ただいまー」
3月も後半、学校も修了式が間近に迫っている。
学年末テストも無事に終わり(結果は置いといて)、午前中で終わる消化試合のような授業を終えて家の扉を開ける。
「あ!おにーちゃんおかえりー!」
「お兄ちゃんおかえりなさい。」
お昼ごはんのおいしそうな香りとともに、俺の声を聞きつけて奥からにぎやかにちみっこ達が迎えに出てきてくれる。
青空はそのままの勢いで俺に飛びついてきた。
「よっと、はいみんなただいま。」
青空を優しく受け止め、頭を撫でて迎えに出てきてくれたことを労ってあげる。
と、いつもの顔触れから一人足りない。
観月だ。
「あれ?観月はどうしたんだ?」
「フェルゼンが帰ってくるついさっきまで一緒に遊んでたけど……今は知らないわ?」
そっか、ちょっと残念に思いつつ靴を脱いで家にあがる。
「それよりもせっかくいつもより長く一緒にいられるんだから、フェルゼンも一緒に遊びましょv」
「そうだね、…とりあえず部屋に荷物置いてくるから待ってて?」
はーいとみんな元気よく返事をして、リビングに入っていった。
みんな一緒に遊んでしまう時はリビングで遊ぶほうが効率がいいのだ。
それを横目に見ながら自分の部屋に向かうために二階にのぼる。
と、
「あれ?観月。」
「よく帰ったのじゃ兄じゃ。」
「お、観月。ただい…ま?」
観月は二階にいたようだ。
階段を上がってくる音のせいか、先に俺のことに気づいていたようだった
なのに、階段を上った廊下の角から顔を半分だけ出してこっちを見ている。
なんでまたそんな風な…俺は何か嫌われることをしたのか?
でも普通にあいさつしてくれたし…
頭の中を?でいっぱいにして固まっていると先に動いたのは観月だった。
「兄じゃは今一人かの?」
「あ、ああうん。一人だけど……」
その言葉を聴いてようやく角から出てきてくれる。
と思ったら今度は俺の影から後ろの階段を覗き込むようにしている。
とりあえずは怒ってるようじゃなくて安心したけど、どうしたんだろう?
「えっと、なにやってたんだ観月?」
「兄じゃを待っていたのじゃ。」
俺を?
「その、少しばかりみなに聞かれたくない話がしたかったのじゃ…」
「…なるほど」
俺を待つなら玄関でもいいと思ったけど、みんなと一緒に出迎えて、俺と二人きりになるまで残ってたら怪しまれるというわけか。
俺の4歳のころはこんなに賢かったかと思う。
…となると知らなかったとはいえ俺の質問は失敗だったな、みんな気にしてないみたいだったからたぶん大丈夫だと思うけど。
とにかくナイショ話だったら廊下より部屋の中のほうがいいだろう。
「それだったら俺の部屋に来なよ、カバンも置かなきゃいけないからね。」
「ありがとうなのじゃ。」
手に持ってた学生鞄を持ち上げて観月に見せると、観月は俺の前からどいてくれた。
部屋の掃除は…するほど散らかってはないな、うん。
自室のドアを開けて中に入ると、観月が後からついて入ってきた。
俺の部屋ということで緊張してるのか、少々ぎこちない動きに見える。
なのに、それでもきょろきょろと俺の部屋を珍しそうに見回している様子がかわいくて思わず苦笑してしまった。
その顔を見られないように観月に背を向けて、鞄を適当に床に置き、制服のブレザーだけを脱いでハンガーにかけておく。
さて、準備よし。改めて観月に向き直る。
「で、ナイショ話ってのは?」
と観月をうながす
「そ、そのじゃな…」
観月にしては歯切れが悪い、思わず身構えてしまう。
「あ…」
「あ?」
3月も後半、学校も修了式が間近に迫っている。
学年末テストも無事に終わり(結果は置いといて)、午前中で終わる消化試合のような授業を終えて家の扉を開ける。
「あ!おにーちゃんおかえりー!」
「お兄ちゃんおかえりなさい。」
お昼ごはんのおいしそうな香りとともに、俺の声を聞きつけて奥からにぎやかにちみっこ達が迎えに出てきてくれる。
青空はそのままの勢いで俺に飛びついてきた。
「よっと、はいみんなただいま。」
青空を優しく受け止め、頭を撫でて迎えに出てきてくれたことを労ってあげる。
と、いつもの顔触れから一人足りない。
観月だ。
「あれ?観月はどうしたんだ?」
「フェルゼンが帰ってくるついさっきまで一緒に遊んでたけど……今は知らないわ?」
そっか、ちょっと残念に思いつつ靴を脱いで家にあがる。
「それよりもせっかくいつもより長く一緒にいられるんだから、フェルゼンも一緒に遊びましょv」
「そうだね、…とりあえず部屋に荷物置いてくるから待ってて?」
はーいとみんな元気よく返事をして、リビングに入っていった。
みんな一緒に遊んでしまう時はリビングで遊ぶほうが効率がいいのだ。
それを横目に見ながら自分の部屋に向かうために二階にのぼる。
と、
「あれ?観月。」
「よく帰ったのじゃ兄じゃ。」
「お、観月。ただい…ま?」
観月は二階にいたようだ。
階段を上がってくる音のせいか、先に俺のことに気づいていたようだった
なのに、階段を上った廊下の角から顔を半分だけ出してこっちを見ている。
なんでまたそんな風な…俺は何か嫌われることをしたのか?
でも普通にあいさつしてくれたし…
頭の中を?でいっぱいにして固まっていると先に動いたのは観月だった。
「兄じゃは今一人かの?」
「あ、ああうん。一人だけど……」
その言葉を聴いてようやく角から出てきてくれる。
と思ったら今度は俺の影から後ろの階段を覗き込むようにしている。
とりあえずは怒ってるようじゃなくて安心したけど、どうしたんだろう?
「えっと、なにやってたんだ観月?」
「兄じゃを待っていたのじゃ。」
俺を?
「その、少しばかりみなに聞かれたくない話がしたかったのじゃ…」
「…なるほど」
俺を待つなら玄関でもいいと思ったけど、みんなと一緒に出迎えて、俺と二人きりになるまで残ってたら怪しまれるというわけか。
俺の4歳のころはこんなに賢かったかと思う。
…となると知らなかったとはいえ俺の質問は失敗だったな、みんな気にしてないみたいだったからたぶん大丈夫だと思うけど。
とにかくナイショ話だったら廊下より部屋の中のほうがいいだろう。
「それだったら俺の部屋に来なよ、カバンも置かなきゃいけないからね。」
「ありがとうなのじゃ。」
手に持ってた学生鞄を持ち上げて観月に見せると、観月は俺の前からどいてくれた。
部屋の掃除は…するほど散らかってはないな、うん。
自室のドアを開けて中に入ると、観月が後からついて入ってきた。
俺の部屋ということで緊張してるのか、少々ぎこちない動きに見える。
なのに、それでもきょろきょろと俺の部屋を珍しそうに見回している様子がかわいくて思わず苦笑してしまった。
その顔を見られないように観月に背を向けて、鞄を適当に床に置き、制服のブレザーだけを脱いでハンガーにかけておく。
さて、準備よし。改めて観月に向き直る。
「で、ナイショ話ってのは?」
と観月をうながす
「そ、そのじゃな…」
観月にしては歯切れが悪い、思わず身構えてしまう。
「あ…」
「あ?」
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